会話の質
今回の表題はいわゆる「話下手」、「会話が苦手」という人を対象にしているわけですが、対策としてはいろいろな要素が関わっていると思います。
そもそも「会話」の質です。「あるテーマについて議論をかわす」というのは「議論」であって「会話」ではありません。長く話をしている人達の会話を良く聞いいてみましょう。案外本当の意味での会話をしていないことも多いのです。
多くの場合では、自分の言いたい事を双方が言っているだけ、つまり、ちゃんとした会話として成立していないケースが多いのではないでしょうか。女性の場合などは特に多いようで、そうなると会話の内容自体はあまり意味が無いのかもしれません。
好き勝手に話していても、相手がそれを受けてくれるなら、会話として成立するのかもしれません。
カップルの場合はちょっとちがうでしょう。相手に好まれるように話したいからです。片方が聴き側に回って適度に頷いていれば危機には陥らないでしょう。相手に好き勝手相手に喋らせる、相手に気持ちよく話しをさせるというのもスキルの内です。実際にこのスキルを会得すれば、自分からはあまり喋る必要はないかもしれません。ただし、楽しい会話なのかどうかはわかりませんね。