会話が苦手な原因
会話が苦手だと感じてしまうシーンは仕事中でもよくあるでしょうし、友達と話しているカジュアルシーンでも多いものです。
前項に続いて言うなら、「苦手だという意識」が固定化してしまうのもまずいことです。そうなると自分の方から積極的に話しかけることができなくなったり、できるだけ話しかけられないように避けるような行動をとるようになります。結果としてグループの輪からも自然と距離ができてしまうかもしれません。
特に仕事場でそういう状態になってしまうと、仕事を辞めたくもなるかもしれません。何もかもネガティブになり、毎日がいよいよ辛くなります。これではかなりピンチです。
スグに感情的にならない、平常心でいるように務める、と書きましたが、ソレに続くのが、会話そのものについてです。どうして苦手なのか。話の内容が貧困だから、というのは自分に自信が持てないからかもしれません。会話での失敗経験があるからですか。過去のトラウマ、つまり失敗経験があると、誰かと話す時にその記憶が脳裏をかすめるのです。
「失敗してはいけない」という強い強迫観念があると、言葉がなかなか出てこない事態に陥ってしまいます。再び失敗すると更に心の傷となってしまいます。トラウマを払拭するのは難しいもので、会話が苦手だという原因の中でも最も厄介な原因かもしれません。